アニヤ・ハインドマーチ
アニヤ・ハインドマーチとはバッグの有名ブランドで、イギリス人のデザイナーであるアニヤ・ハインドマーチが1987年に19歳という若さで自分の名前をブランド名として発表しました。するとまたたくまにショップを展開してロンドンの社交界には欠かせない、大人気ブランドにのしあがりました。
そのアニヤ・ハインドマーチがイギリスで活動を行っている『We Are What We Do』という非営利団体とコラボレーションして、『世の中を少しずつでもよくするために、日々できることからはじめよう』といった主旨で、さまざまな人々の参加を呼びかけるものですが、その活動にアニヤ・ハインドマーチもバッグのデザインで参加することになったのです。
アニヤ・ハインドマーチのバッグというと通常は10万円以上はしますが、このコラボレーションで作成した彼女のバッグはなんと2,100円です。というのも、これは普通のバッグではなく『We Are What We Do』の活動に賛同し、「I'm not a plastic bag」(私はプラスチックの袋ではありません)というロゴを入れて作ったエコバッグなのです。
このプロジェクトはレジ袋の消費量を削減するために、『まず、できることからやってみようよ』という考えに立つもので、そのためにできるだけ多くの人に使ってもらえるようにとバッグの価格もできるだけ低く抑えてあるのです。「I'm not a plastic bag」(私はプラスチックの袋ではありません)というエコバッグは近年のエコやリサイクルのブームとあいまって、セレブの間でも大流行しました。
海外のセレブやモデル、ハリウッド女優などがこのバッグを持って買い物をしているとファッション誌やインターネットで掲載されるやいなや、2007年の夏、日本でもテレビや雑誌などで連日報道されましたね。ロゴの色が各国で違うというのも面白いアイディアで、「どこどこの国のを持っている」ということもちょっとした自慢になるのかもしれませんね。でもこのエコバッグはあっという間に売り切れて、現在では全世界での販売を終了しているそうです。
この、アニヤ・ハインドマーチのエコバッグですが、もともと『世界の人々に環境問題を自分の問題として真剣に考え直すための一つのきっかけとなれば』という意図で企画されたものなので、今後も再販する予定はないそうです。こちらのエコバッグ、一時期流行った「紀伊国屋」のエコバッグよりもシンプルで可愛いし底のまちも広いから使いすいと、ブランドの価値とは関係なく使いやすさでも人気があるようです。